創業者メッセージ

「失敗しないコツは何もしないこと。成功のコツはあえて挑戦すること」

昭和8年、農家の長男として生まれ育ち、両親が病になったため、一家の大黒柱として、中学卒業と同時に家業である農業に専念しました。最初こそ選択の余地がなく、農業に従事するようになりましたが、自分の気持ちの持ち方、仕事への取り組み方次第で、どんな仕事もやりがいのある面白いものにもなるということに気づいたのです。また、今、目の前のことだけを考えるのではなく、もっと先のこと、もっと大きなことを考えて仕事をしたいと思うようになりました。「やろうと思えば何だってできる」新しいことにチャレンジすることの面白さや仕事に自分の意志を反映させることの面白さと可能性を見つけ出しました。

3年間農業研修のために渡米した23歳の頃、どんな人生を生きるべきかについてよく考えました。“価値ある人生を歩もう”毎日、ひとつは何かしら誰かのためになることをしよう、そして自分が死ぬ時には、たくさんの人から“ありがとう”と言っていただけるような人生を歩みたいと思うようになりました。

また、何かを始める時には、儲かるか損するかではなく、それが世の中にとって善いことか、悪いことか、それが豊かな時代づくりのためになるかどうかが、私の判断基準となりました。そう誓った青年時代から50年以上経った今も、その考え方は一貫して変わりません。

人生は他から与えられるものではなく、自分自身の手で選び取っていくものです。生まれて初めて自分自身の意志で「人生」というものを見定めた時が、人生のスタート地点です。

赤塚植物園グループには、これから社会に羽ばたこうとしている皆さんのチャレンジスピリットや瑞々しい(自由な)感性を活かせるフィールドも、数多く用意されています。人と地球のすばらしい明日のために。あなたの夢を赤塚植物園グループでぜひ実現してください。

赤塚植物園グループ 創業者
赤塚充良

赤塚充良(あかつかみつお)

昭和8年生まれ、三重県出身。
1956年(昭和31年)から、アメリカで3年間の農業研修を経験。
アメリカの家々の庭の花であふれた豊かな暮らしぶりを目の当たりにし、いつか日本も花でいっぱいにしたいという願いを胸に、1961年(昭和36年)に赤塚植物園を創業。以来、日本の園芸振興に尽力する。また、植物を扱う中で、水の大切さに気づき研究と普及をし続けている。
1980年(昭和55年)ブラジル・サンパウロ州オザスコ市の名誉市民権を受ける。1983年(昭和58年)農林水産祭・園芸部門で天皇杯を受賞。さらに、1991年(平成3年)園芸業界の発展に尽力してきた長年の功績が認められ黄綬褒章を受章。2003年(平成15年)国土交通省より地域活性化貢献賞を受賞。2018年(平成30年)には園芸業界の発展への寄与や農業振興をテーマにした地域の発展への貢献が認められ、三重県の推薦により旭日双光章を受章。2019年(令和元年)11月、国立大学法人三重大学より名誉博士の称号を受ける。
社会貢献を最大の経営理念として掲げ、環境のあり方を地球規模で考え、FFCテクノロジーの活用を提唱し続けている。


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