2026年9月- 10月 星澤流「お肉とお魚」の鉄板レシピ

星澤幸子の和食のチカラ 2026年9月- 10月 星澤流「お肉とお魚」の鉄板レシピ


お子さんやご高齢の方にも重要な動物性タンパク質を美味しく摂ろう!

夕食のメインのおかずを考えるときは、やはりお肉かお魚のどちらかを使って……というご家庭が多いのではないでしょうか。
北海道の札幌テレビ(日本テレビ系列)、「どさんこワイド179」で私が出演するお料理コーナー「どさんこ☆キッチン」でも、お肉やお魚を使ったレシピがよく登場します。そこで今回は、お肉やお魚に含まれる動物性タンパク質について、ちょっと考えてみたいと思います。

動物性タンパク質(肉、魚、卵、乳製品などに含まれる)は、健康や生命活動を支えるうえでとても重要な役割を果たしており、私たちの食生活には欠かすことのできない栄養素です。

その理由は、大きく分けて次の4つのことが考えられます。

まず1つ目は、必須アミノ酸のバランスが優れていることです。タンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、私たちの体内では合成できない9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。動物性タンパク質は、体が必要とする必須アミノ酸を理想的なバランスで含んでいるので、摂取したタンパク質が体内で効率よく使われることになります。

2つ目は、タンパク質は筋肉や皮膚、臓器など、体をつくる重要な材料であることです。特に動物性タンパク質に豊富に含まれるアミノ酸「ロイシン」は、筋肉の合成を強力に促進するスイッチとして働きます。加齢とともに低下しやすい筋肉量を維持するためにも、タンパク質を十分に摂ることが大切です。

3つ目は、免疫機能を支え、酵素やホルモンなどの材料になることです。病原体から身を守る「抗体」や、体内の代謝をスムーズにする「酵素」、体調を整える「ホルモン」もタンパク質から作られます。動物性たんぱく質をしっかり摂ることで免疫機能も維持されます。

最後の4つ目は、タンパク質とともに、鉄やビタミンB群なども摂れることです。動物性食品には、吸収率の高い「ヘム鉄」や、神経の働きを保つ「ビタミンB12」などが豊富に含まれています。これらは植物性食品だけでは不足しがちで、健康維持に欠かせない栄養素です。

今回は、動物性タンパク質をしっかり摂れて、子どもからご高齢の方まで楽しめる、星澤流「お肉とお魚」の鉄板レシピをご紹介します。お肉は、疲労回復に役立つビタミンB1やミネラルが豊富な豚肉を、お魚は良質な動物性タンパク質が摂れ、なおかつ低脂質&ヘルシーなカレイを選びました。
お野菜の副菜と合わせて、栄養バランスの取れた夕食を目指しましょう!

このページでご紹介するレシピ
・豚肉の竜田揚げ
・カレイのトマトチャップ

ご飯がすすむ疲労回復メニュー
豚肉の竜田揚げ

【材料】(4人分)
豚モモ薄切り肉 200g
酒 大さじ1杯
しょう油 大さじ1杯
おろしニンニク 1片分
パイロゲン キャップ1杯(約5.5ml)
小麦粉 大さじ3杯
片栗粉 大さじ3杯
レタス 適量
ミニトマト 2個
一味唐辛子 少々

  1. 豚モモ肉は大きめの一口大に切り、酒、しょう油、おろしニンニク、パイロゲンを加えて混ぜます。
  2. ポリ袋に、小麦粉と片栗粉を入れて混ぜ、肉を1枚ずつ入れて粉をまぶします。
  3. 中温に熱した油に肉を広げながら入れ、油が静かになってカリッとなるまで揚げます。
  4. レタスと食べやすく切ったミニトマトを添え、お好みで一味唐辛子をふっていただきます。
豚モモ肉に調味料とおろしニンニクで下味をつけるときに、パイロゲンも加える。
肉は1枚ずつポリ袋に入れて、小麦粉、片栗粉をしっかりまぶす。
油を中温(170℃~180℃)に熱し、肉を広げながら揚げる。

ヘルシーな白身魚をみんな大好きケチャップ風味で
カレイのトマトチャップ

【材料】(2人分)
カレイ 1枚
塩 少々
コショウ 少々
小麦粉 大さじ2杯
玉ネギ 1個
油 大さじ1杯
酒 大さじ2杯
水 カップ1/2杯
パイロゲン キャップ1杯(約5.5ml)
バター 大さじ1杯
パセリのみじん切り 少々

【調味料】
トマトケチャップ カップ1/2杯
しょう油 大さじ1杯
コショウ 少々

  1. カレイはウロコを取り、頭と内臓を取り除いて洗います。ヒレをハサミで切り、塩、コショウをして15分ほど置いてから、小麦粉をまぶします。玉ネギは千切りにします。
  2. フライパンに油を熱し、カレイを入れて焼きます。焼き色がついたら返し、玉ネギを入れ、酒をふり、フタをして蒸し焼きにします。
  3. 調味料、水、パイロゲンを混ぜて加え、全体に味をなじませます。皿に盛り、バターをのせ、パセリのみじん切りをふります。
  4. カレイのヒレをハサミで切って、塩・コショウをする。
    カレイに焼き色がついたら、玉ネギを入れ、酒をふって蒸し焼きに。
    調味料を入れて、さらに仕上げにパイロゲンを投入。

    星澤幸子(ほしざわ さちこ)さん

    料理研究家。北海道南富良野町生まれ。札幌テレビ「どさんこワイド」の料理コーナー「奥様ここでもう一品」に25年毎日出演し、北海道の素材にこだわったお手軽な料理を紹介。その出演回数は現在もギネス記録を更新中。2009年「東久邇宮文化勲章」を受賞。著書は『あなたに贈る食の玉手箱』(ワニ・プラス)他多数。

    星澤クッキングスタジオ公式サイト
    http://www.hoshizawa-s.com