タイタンビカスを楽しもう

AKATSUKA グリーン通信vol.256  2020.7月号


タイタンビカスはアカツカが生み出した大型の宿根草で、人の背丈を超えて茂り夏の間に数百輪の花を咲かせることで大人気です。
昨年はキッズシリーズとして草丈60㎝ほどの小型品種を発売しましたが、今回の新品種イカロスは草丈1mほどのショートサイズです。大型宿根草としての迫力を失わず、なおかつ扱いやすいサイズなので、色々な場所で楽しめるでしょう。

草丈はもちろんですが、今回選抜でこだわったのはその花色です。ややネオン系で鮮やかな赤色なのですが、主観的な表現になりますが、どこか甘さを感じさせる色合いで、同じ赤色でもフレアやアドニスとは違う独特の色合いです。花の大きさは18~20㎝程度の中輪で、花弁のふちが外側に少し巻き、花全体としては丸く整った形になります。

タイタンビカスは朝開いて夕方には閉じてしまう一日花ですが、実は品種ごとに閉じる時間に微妙な差があります。初期に作ったブライトレッドやアドニスは午後3時頃には閉じてしまいますが、最近の品種レイアやプレアデスでは6時過ぎまで咲き続けてくれるので、そのあたりに注目していただくのも面白いでしょう。今回のイカロスは夕方5時ごろまでは咲き続けてくれるタイプです。

実はタイタンビカスの花には不思議な性質があって、開いた花を摘み取ってそのまま机の上に置いておくだけで夕方までその美しい色と形を保ってくれます。あんなに大きな花が水を吸い上げなくとも何時間も萎れないというのは、とても不思議で何やら神秘的な感じすらしてしまいます。水につける必要がないので、テーブルデコレーションとして気軽に利用してみてはいかがでしょうか?

さらにもう一歩進んで、日中冷蔵庫で保存しておけば夜中まで花をもたせることも可能です。例えば夜のディナーやパーティのデコレーションとして使うなら午前中に花を摘んで冷蔵庫に入れ、使うときに出してやれば、夜中まで美しさを保ってくれます。冷蔵庫にはそのままでも大丈夫ですが、軽くラップでくるんでやるとより新鮮さを保てます。

さらにさらに、いまタイタンビカスの楽しみ方で大注目なのが、エディブルフラワーとしての利用です。普通エディブルフラワーと言うと、ビオラやキンギョソウ、ベゴニア等の小さな花のイメージが強いので、手のひらほどの大きな花が食べられるというのは非常にインパクトがあります。
そして見た目のインパクトとは裏腹に、苦味やえぐ味が全くなく、レタスのようなシャキシャキ感とオクラのようなネバネバ感が楽しめるクセのない食感は驚きで誰にでも好まれます。
生でそのままサラダに入れたり、焼肉を包んで食べたりがお勧めですが、今後様々な食べ方が工夫できそうです。(ただし、通常出回っている苗や鉢花は農薬を使っていることが多いので、そのままでは利用できません。ご注意ください。)


文/グリーンアドバイザー 倉林雪夫


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