今年の緑には力強さを感じます!

AKATSUKA グリーン通信vol.255 2020.6月号『レッドヒル図鑑 』


バラ園を彩るお花たち
5月中旬からにぎやかになってきたバラ園では、バラ以外にもいろんな種類のお花が楽しめます。背が高くてよく目立つアルセアや人気のアナベル、直線的な形のベロニカストラムやサルビア・ネモローサ。
たくさんの花を咲かせるフロックスにクレマチスやグロリオサと言ったつる植物などなど。5月号で紹介した「のっぽなネギ坊主」ことアリウム『サマードラマー』はすくすく育って2mをゆうに越えました!
今年は暖冬だった影響なのか、バラ園の植物はいつもよりも大きくて逞しく、花数が多いなと感じます。バラにも負けないくらい魅力的なお花もお楽しみください。

白い花が美しいアジサイ「アナベル」

まっすぐに伸びた茎にたくさんの花をつける「アルセア」

美しい花を咲かせるつる植物の女王「クレマチス」

小さな花がたくさん集まって咲く「フロックス」

のっぽなネギ坊主「アリウム・サマードラマー」

花色いろいろホットリップス
園路沿いに植栽されているサルビア・ミクロフィラ『ホットリップス』。
花色が気温や環境によって変化します。5月の咲き始めの頃は花の白色の部分が多く、気温が高くなるにつれて赤色の部分が多い花が咲くようになります。
花弁の全部が赤くなる花も咲きますが、できることなら赤白半分ずつくらいの割合の花で止まってくれると…などとも考えてしまいます。
観察を毎年繰り返せば、その年の気候の傾向が見えてくるかも?
植物は色々なことを教えてくれています。

咲く花が白から赤へと変わっていくサルビア・ミクロフィラ「ホットリップス」

カルガモさんご来園
今年もカルガモがやってきました。スイレン池の水上鉢植えが安全なのか、その中で卵を温めています。
昨年は無事にヒナが孵り、偶然にも「お引っ越し」を目撃しました!ヒナが歩けるようになったころ、安全とエサを求めて数回にわたり引っ越しをするようです。今年もそんなシーンが見られるように見守りたいと思います。

今年の冬、園内のメンテナンスの為に長期臨時休園をさせていただきました。その時に光が届くように高木の剪定を行いました。その影響か、手入れをした場所の植物たちがとても元気です。
太陽の光と手入れの大事さを改めて考えさせられます。

空気の澄んだ日は遠くまで見渡せます。

文/村松 潤一


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789

【2020年6月の入園情報】
●里山維持協力費:1200円
●定休日:毎週木曜日
●開園時間:9:30~17:00
※協力費、開園時間等は季節により異なります。詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.redhill.co.jp/

「グリーン通信」は赤塚植物園が毎月発行している園芸を楽しむための情報紙です。
アカツカFFCパビリオンにて無料で配付しています。
「グリーン通信」バックナンバーはこちら