開園5年目を迎えるレッドヒル!

AKATSUKA グリーン通信vol.259 2020.10月号『レッドヒル図鑑』


園内は秋の色へ
10月になると落葉樹の葉の色は緑から茶色や黄色、赤色へと色変わりをはじめ、園内に秋の雰囲気を連れてきてくれます。
ツワブキやダルマシオンにダルマギク、サルビア・レウカンサ、レオノティス、ハナミズキ、サンシュユといった花や実の黄色や紫色、赤色も目立つようになります。「秋色アジサイ」が近年人気なので、園内でも出来ないかなと花をいくつか残しておくのですが、野外の自然条件下ではなかなかうまくいきません。とても味わいのある色味なので実現できれば新しい魅力になりそうです。

ランタナ(左)とダルマシオン(右)

ノリウツギ(左)と サルビア レウカンサ “フェアリーピンク”(右)

キンとギンの香り
この香りが漂うと秋だなと感じる方が多いのでは。10月中旬頃に花を咲かせるキンモクセイ。10月以外にも年に数回咲くことがあるギンモクセイ。キンモクセイは遠くからでも香りがわかりますが、ギンモクセイは近づかないとわからないほど。ですがやっぱり良い香りがして、こちらの方が好みという方もいるでしょう。
バラ園を囲む垣根の一部にキンモクセイとギンモクセイが植えられていているので、タイミングが合うと秋バラとの香りの共演が楽しめます。

遠くからでも良い香りがするキンモクセイ

年に数回花を咲かせることもあるギンモクセイ

旅するチョウ・アサギマダラ
今年もアサギマダラが遊びにやってくる季節になりました。アサギマダラのお相手はフジバカマとツワブキ。昨年はエントランスで販売していたフジバカマにもやってきました。ひらひらと舞う姿は他のチョウとは違って優雅さを感じます。
11月中旬頃までが出会えるチャンスで、レッドヒルのお隣、農産物直売所「朝津味」さんにもフジバカマが植えられているので、そちらにもやってくるかもしれません。

フジバカマとアサギマダラ

花たくさんのヒマワリ その後の様子
先月号で紹介したヒマワリですが、ぐんぐん大きくなりたくさんの花を咲かせてくれています!今後の成長にも期待しています。

エントランス近くのヒマワリ

今年は7月の長雨、8月の酷暑と雨不足、そして9月に入ってやっと恵みの雨。葉の色や艶が戻り、植物の逞しさを感じました。植物にとってはとても厳しい期間でしたが、なんとか乗り切ってくれました。凄いですね、植物。

【園内に咲く花のご紹介】

※天候等によりうまく咲いていない場合もあります。

カクトラノオ

ダルマシオン

サルビア レウカンサ

ツワブキ

チョコレートコスモス

タイワンツバキ

レオノティス

ノイバラの実

ハナミズキの実

文/村松 潤一


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789

※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.redhill.co.jp/

「グリーン通信」は赤塚植物園が毎月発行している園芸を楽しむための情報紙です。
アカツカFFCパビリオンにて無料で配付しています。
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