【アジサイ 後編】庭植え向きのおすすめ品種と来年も咲かせる方法

AKATSUKA グリーン通信vol.254  2020.5月号


先月に引き続き、アジサイ後編です。今回は庭植えにおすすめの品種トップ3(“ダンスパーティー”、“コサージュ”、“アナベル”)をご紹介し、あわせて花を長持ちさせる方法や来年も咲かせるお手入れについても解説します。

【花を長持ちさせる方法】

●置き場所
日光の当たらない明るい室内の涼しいところがベストです。アジサイは庭木のイメージが強いのですが、鉢物はハウスで栽培されています。日光や風に当てると咲き進んでしまったり、傷んでしまったりするので室内の方が長持ちします。

●水やり
アジサイは水を好む植物なので絶対に水切れしないよう注意しましょう。とは言え、気になって少しずつ何回も水をやる「チョロ水」は逆効果。土の表面が乾いてきたら鉢底から出るまでたっぷりと与えます。底面給水鉢なら受け皿に水が無くなる前に補充しましょう。

【庭植えにおすすめの品種】

鉢物として出回っているアジサイの中には、冬場の寒さと乾燥で花芽が枯れてしまう(芽飛び)ものがあります。加茂花菖蒲園育成の品種(加茂セレクション)はこの芽飛びしない性質を重要視しているため、安心して庭植えできます。また、花の大きさに比べ茎が細く、支柱で支えているものは倒れやすいため庭植えには避けた方が良いでしょう。

【おすすめ品種トップ3】

●ダンスパーティ
近年のアジサイブームの牽引役となった人気品種で、加茂セレクションのひとつです。ほかのアジサイとは違う細弁の八重咲で、粒々の両性花の上に伸びだして咲く花は軽やかにステップを踏んでいるようで、まさにダンスパーティの名にふさわしい花と言えます。
ピンクに発色しやすい花で、すっきりとした花はあまり主張しすぎないので庭のどこに植えても調和を崩しません。最近登場のダンスパーティハッピーは、突然変異で濃く色づくようになった品種で、華やかさを好む方にはお勧めです。

ダンスパーティー

●コサージュ
これも加茂セレクションのひとつでダンスパーティの兄弟品種です。半テマリタイプでボリュームのある八重咲の花をたくさんつけ、ブーケのように豪華な花姿となります。

●アナベル
純白の大きな花をつけるアジサイですが、通常のアジサイとは異なり、バラのように春から伸びだした新芽の先に花を咲かせるので、12月から2月までの間にどの位置で剪定しても必ず花が咲きます。剪定が簡単でコントロールしやすいので庭で楽しみたい種類です。

アナベル

【来年も咲かせるには】

●基本の剪定
花後7月に花ガラ切りを兼ねて、枝の下の方から4枚の葉を残す位置まで切り詰めひとまわり大きな鉢や庭に植え替えます。その後秋までに伸びだした枝の先端や葉の付け根に花芽が着き、12月の落葉後には膨らんだ花芽が分かるので、込み合ったところや貧弱な枝を間引きます。

●特に大きくしたくない場合の裏技剪定
7月に花ガラ切りをしますが、この時今年伸びた枝を思い切って半数以下に間引きます。10本の枝があれば4本ほど残し、付け根から切り取るわけです。こうすると枝の下まで日が当たり、最近の花付きの良い品種であれば下の葉の付け根にも花芽が着きます。
このとき、できるだけ地際から伸びだした枝を残すのがポイントです。12月の落葉後には枝の節々に膨らんだ花芽が確認できるので、下の方から必要な数だけ花芽を残して枝を切り詰めます。
 
 
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文/グリーンアドバイザー 倉林雪夫


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