花も緑もにぎやかな季節がやってきました!

AKATSUKA グリーン通信vol.266 2021.5月号『レッドヒル図鑑』


バラ園の季節到来!
今年はサクラをはじめいろいろな花の開花がとても早いようです。バラも4月中旬頃から蕾を付け始め、中には気が早く、ちらほらとお花を咲かせている子たちもいます。例年5月20日頃から見頃を迎えるのですが、今年は10日~2週間程早いのではと予想していますので、ご来園いただく際は公式SNSなどで開花状況をご確認いただければと思います。

また、一部の植栽エリアのバラを植替えしました。まだ株は小さいのですが新しいお花を楽しんでいただけます。昨年紹介したアリウム「サマードラマー」も元気よく花芽を伸ばしていますので、そちらのちょっと不思議な姿もご覧ください。

アリウム「サマードラマー」 6月頃に開花します。

一本でとてもカラフル
オオデマリやビバーナム「ステリーレ」のように咲き進むにつれて花色が変化していく植物がありますが、これらはひと株全体がほぼ同時に色変わりをしていきます。それとは違ってひとつひとつの花がばらばらに色が変わってとてもにぎやかになる植物があります。「ハコネウツギ」は白から紅へ、「ニオイバンマツリ」は紫から白へと変化していきます。もちろんその中間の色もあるため、本当にひとつの植物なのかしらと思ってしまいます。「ニオイバンマツリ」は甘い香りも楽しめますよ。

ハコネウツギ

ニオイバンマツリ

スイレン池の妖精
通路を抜けて目の前に広がるスイレン池の景色にみなさんから感嘆の声が。たくさんの色鮮やかなスイレンの花がお出迎えしてくれます。温帯スイレンは5月下旬から8月下旬ころまで、熱帯スイレンは7月下旬から10月下旬までと長い間お花を楽しませてくれます。蕾のまま冬越しをしたのか、今年は温帯スイレンが4月上旬に2輪だけ開花するという珍事が。見つけたときにはちょっとびっくりしました。

この春は開花にしても芽吹きにしても植物たちの動きがとっても早いです。サクラに関しては冬にしっかり低温が続き、3月の気温が高いと開花が早まるようです。今年はあっという間に色々なことが過ぎていきそうなので、その流れに乗って季節を感じられたらいいですね。

スイレン池

文/村松 潤一


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
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※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
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