3月、メンテナンス終了と春の訪れ

AKATSUKA グリーン通信vol.252(2020.3月号)


春が近づいてきました
今年は経験したことのないような、氷も雪もほとんど見られない暖かい冬になり、ウメやカワヅザクラはいつも以上に早く開花しました。
やはり暖かいことでいろいろと早まるのかと思えば、逆に生育が遅れている植物も。影響の現れ方は植物によって様々なようです。
とは言っても、春本番に向けて園内を彩る花が増えてくることには間違いはありません。いつもと花期がずれることで違った景色になることもあるので、今年はどのような組み合わせになるのか楽しみです。

カワヅザクラ

「陽だまりの中庭」に咲くクリスマスローズ

上:マンサク、左下:ウメ、右下:春を待つスイセン

冬季メンテナンス終了!
約一ヵ月の間休園させていただき、園路沿いの大きくなったレッドウッドやコナラの剪定や枯れ木の処理など、作業車を使った大掛かりな作業を行いました。
「もみじ谷」のレッドウッドは枝葉がかなりすっきり。日が差し込むようになり、モミジの生育や紅葉に良い影響が出そうです。
「さくら坂」沿いのコナラも短く切り詰めましたので、強風で折れたり、通路に落下したりする心配が減りました。

コナラの剪定(左:剪定前、右:剪定後)

高所での剪定作業

「季節のお花畑」に植え込んだバラ

広い園内すべてを一度に行うことは難しいため、今後も順番に整備をしていきますのでご理解いただけたらと思います。また植栽にも手を入れ、「季節のお花畑」に50本のバラを植え込みました。
5月下旬頃から咲き始めるので、それまで楽しみにお待ちください。

スイセン

ユキヤナギ

ミツバツツジ

【営業再開のお知らせ】
2月22日(土)より通常営業を再開します。長い間ご迷惑をおかけしました。
園内の植物、スタッフともにみなさんのご来園をお待ちしております。

文/村松 潤一


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789

※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
https://www.redhill.co.jp/

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