11月、実りの秋がやってきました

AKATSUKA グリーン通信vol.260 2020.11月号『レッドヒル図鑑』


柑橘は人気者
園内にはキンカンにレモン、ハッサクやウンシュウミカンなどいろいろな柑橘が植えられています。11月はキンカンやハッサクが色づきよく目立ちます。
オレンジや黄といった暖かい色味がとても魅力的。気温が下がり冬に向かう中、「こたつでミカン」が連想されるのか「おいしそう」、「食べてもいいの?」と言った声がよく聞かれます。あくまで観賞までにとどめておいてくださいね。みなさんでその雰囲気をシェアしてください。

キンカン

レモン

ハッサク

どんぐりころころ
園路のあちこちに転がっていて、危うく足元をとられそうになったり、時には頭めがけて落ちて来たりすることもあるどんぐり。「帽子」を被っているものを見つけると、なぜか嬉しくなってしまうのが不思議(私だけでしょうか?)。
園内にはクヌギ、コナラ、シラカシ、アラカシがあり、本当にたくさんのどんぐりが落ちているのですが、一体いつの間に落ちているのでしょう。日中にあれだけの数が落ちてきたらと思うとなかなか危険。どんぐりが落ちている場所は足元にも頭上にもちょっと気を付けて通りましょう。

アラカシのドングリ

八重咲きのツワブキ
数年前に植えた八重咲きのツワブキが昨年初めて咲きました。まだ小さい株でかわいらしいです。園内の一か所にだけ植えてあります。今年も咲いてくれるでしょうか?
咲いたら公式SNSに投稿しますので、探してみてくださいね。

八重咲きのツワブキ

今年も猛暑でしたが思いの外あっさりと秋に移行しました。植物たちもやれやれといった感じではないでしょうか。例年11月中旬くらいから園内は紅葉や黄葉で色づき始めるのですが、今年はどのような演出になるのでしょう。
「もみじ谷」は冬季メンテナンス休園期間中に周辺の木の剪定を行って光が差すようになりました。モミジにとっては良い環境になりましたので、きれいに色づくことを期待しています。

【園内に咲く花のご紹介】

※天候等によりうまく咲いていない場合もあります。

秋のバラは花色が鮮やか

パンパスグラス

赤い実がかわいいハクサンボク

紅葉がきれいなニシキギ

黄葉の代表 イチョウ

11月下旬、少しずつ色づき始めるスイショウ

文/村松 潤一


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789

※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
https://www.redhill.co.jp/

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