“食卓のレギュラー選手” 豚小間切れ肉、鶏ひき肉をさらにおいしく

星澤幸子の和食のチカラ 2019年9月-10月 ”食卓のレギュラー選手” 豚小間切れ肉、鶏ひき肉をさらにおいしく


家計にやさしく栄養価も高い、そんな豚の小間切れ肉と鶏ひき肉は食卓に登場する頻度も高いでしょう。
豚の小間切れは様々な部位の肉の切れ端を集めたものであり、味も栄養価もバランスがいいのです。たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど栄養豊富なのですが、特にビタミンB1の含有量は牛肉やウナギをしのぎます。エネルギーの代謝を促すビタミンB1が多いことが、「豚肉を食べるとスタミナが付く、疲労回復に効果あり」と言われる所以です。
また、牛肉や豚肉より脂質が少なく、高たんぱくでヘルシーなのが鶏肉です。多くの必須アミノ酸をバランスよく含んでいるうえ、ビタミンAやビタミンB、ビタミンKなどビタミンも豊富。

この2つの食材を上手に食卓に取り入れるための、ご飯がすすみ、晩酌にも最適なレシピをご紹介しましょう。

このページでご紹介するレシピ


夏の疲れを吹き飛ばすスタミナおかず
茄子と豚肉の辛味噌炒め

【材料】(2人分)
茄子 小3本/揚げ油 大目の油/豚こま切れ肉 100g/しょうが 1片/長ネギ 1/2本/にんにく 1片/油 大さじ1杯/粗みじん唐辛子 適量
【調味料】
味噌 大さじ2杯/砂糖 大さじ1杯/酒 大さじ1杯/パイロゲン キャップ1杯

【作り方】

  1. 茄子は斜めに隠し包丁をしてひと口大に切り、水を何度も変えてアク抜きします。
    しっかり水気を拭いてからフライパンに多めに油をしいて揚げ焼きして油切りします。
  2. しょうがは千切り、長ネギは3cm長さのぶつ切り、にんにくは薄切りにします。
    調味料は合わせておきます。
  3. 先ほどのフライパンににんにくを入れて炒め、香りが立ったらしょうが、ネギを加え、焼き色が付いたら、豚こま切れ肉を加えて火を通します。
  4. 調味料・パイロゲンを加えて味をなじませてから、茄子を入れてからめ、粗みじん唐辛子をあしらいます。

しょうが、長ネギ、にんにくは切っておきましょう。

茄子は斜めに隠し包丁をしてから一口大に。

仕上げにパイロゲンの酸味を加えて。

おとなも子どもも大喜び
くせになる手作りつくね

【材料】(4人分)

鶏ひき肉 200g/木綿豆腐 150g/長ねぎ 1/2本/パン粉 カップ1/4杯/味噌 大さじ1杯/酒 大さじ1杯/コショウ 少々/パイロゲン キャップ1杯/油 大さじ1杯
【調味料】
味噌 大さじ2杯/みりん 大さじ2杯/おろし

しょうが 適量

 

【作り方】

  1. 木綿豆腐はふきんに包み重しをしてしっかり水切りします。長ねぎはみじん切りにします。
  2. ポリ袋に豆腐を入れてよくもんでから、鶏ひき肉、長ねぎ、味噌、酒、コショウ、パイロゲンを加えて粘りが出るまでよく練ります。
  3. 袋の角を切って8等分に絞り出し、俵型に形を整えます。
  4. フライパンに油を熱して、つくねを転がしながら焼き、火が通ったら調味料を加えて照りを出します。
  5. 串に刺して盛り付け、しょうがをあしらいます。

豆腐はしっかりと水切りを。

パイロゲンを入れてからよく練って下さい。

8等分に絞り出します。

つくねに火が通ってから調味料を。


星澤幸子(ほしざわ さちこ)さん

料理研究家。北海道南富良野町生まれ。札幌テレビ「どさんこワイド」の料理コーナー「奥様ここでもう一品」に25年毎日出演し、北海道の素材にこだわったお手軽な料理を紹介。その出演回数は現在もギネス記録を更新中。2009年「東久邇宮文化勲章」を受賞。著書は『あなたに贈る食の玉手箱』(ワニ・プラス)他多数。

星澤クッキングスタジオ公式サイト
http://www.hoshizawa-s.com

 

 


レシピ撮影/大滝恭昌