アジサイ・ヤマアジサイ【お手入れ方法】

アジサイ

アジサイは日照りや土壌の酸性アルカリ性の影響を受けて花型花色が変化します。 酸性が強くなるとより青くなり、弱くなると赤っぽくなります。 日本の土質は主に酸性なので庭植えにすると青色系がよく咲きます。 赤色系は根元にリン酸分の多い肥料を用い、石灰等をまくとより良い発色をします。 青色系はリン酸分の少ない肥料をまくとより良い発色をします。

土壌のpHを調整して、花色の変化をお楽しみください。

管理する場所

風通しが良い、半日陰の場所で管理をします。
直射日光は葉焼けを起こすのでなるべく避けるようにします。
花が終われば、室内から日陰~半日陰の屋外に出して育てます。

地植えは花後すぐか11~2月に植え付けましょう。
地植えする際は穴を大きめに掘って、腐葉土を混ぜ込んで植えると良いでしょう。

水やり

表土が乾く前にたっぷり水やりをしてください。
アジサイは乾燥に弱いため、特に開花中は水切れを起こさないようにしましょう。
花は濡れても傷みにくいので、土だけでなく花からも水をかけてやると良いでしょう。

肥料

肥料は年2回、花後の「お礼肥」と12月~2月の「寒肥」を与えましょう。
固形油かす肥料や緩効性肥料を10g程度が目安です。

仕立て方

アジサイの花が終わったら、樹姿を整えるために剪定を行います。

アジサイの花芽は9~10月頃に出来るので、剪定は花が終わった直後に咲き終わった枝の上部3分の1まで切り詰めます。 遅くとも7月末までには剪定を終わらせましょう。それよりも遅くなると花芽ができにくくなります。

翌年の3~4月頃に新芽が動き始め、順調に生育していれば6月頃に花を咲かせます。

 

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