2月、「梅のガーデン」が新たにオープン!

レッドヒル図鑑2022年2月

2022.2月『レッドヒル図鑑』


新しい見どころが登場!

冬季メンテナンス休園後の2月、レッドヒルに新しい見どころが開園します。それは「梅のガーデン」。
立性のウメ、枝垂れ性のウメ合わせて45本、十数品種が約3,000㎡の敷地内に植栽されています。ほとんどのものが高さ3m以上、中には5mを超えるウメもあります。
開花の見頃は3月上旬ごろ。ウメは気温が上がると一気に開花が進みます。朝つぼみだったものが昼に満開になることも。私たちも天気予報とにらめっこして、どれくらいで見頃になるか予測しながらご案内をしていきます。
「梅のガーデン」は期間限定での開園となっており、ウメの開花が終了次第閉園します。見頃があっという間だからこそ感じる「植物のひと時の力強さ」を感じてみてください。

梅のガーデン(2021年の様子)

冬から春にむけて

色が少なかった園内のあちらこちらで色々な植物の開花がはじまり、春に向けて少しずつにぎやかになっていきます。この「少しずつ」というのが何とも言えない、春へのわくわく感を増しているように感じます。
寒い時期に小さな花がひっそりと、でも力強く咲いているところも素敵な魅力です。
2月中旬頃から3月中旬頃にかけて、カワヅザクラ、モクレンの仲間、ミツバツツジ、スイセンなどが開花。その種類は暖かくなるとともに増えていき、冬からの目覚めを感じることができます。
遠くのあの場所に何かが咲いているから近くまで行ってみよう、という気にさせてくれるのは、樹木が芽吹く前、見通しの良い季節ならではです。

2月に「梅のガーデン」がオープンすることでレッドヒルの見どころがまた一つ増えました。
ウメに始まり、サクラ→シャクナゲ→フジ→温帯スイレン→春バラ→熱帯スイレン→秋バラと一年を通してより園内をお楽しみいただけるようになりました。
もちろんそれ以外にも花壇植栽の草花や、樹木と光や風といった園内の景色や雰囲気も楽しみながら散策していただければと思います。

カワズザクラ(左)とサラサモクレン(右)

クリスマスローズ(左)とスイセン(右)

サンシュユ(左)とシバザクラ(右)

文/村松 潤一


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789

※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
https://www.redhill.co.jp/


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