夏も元気な植物がいっぱい!

AKATSUKA グリーン通信vol.268 2021.7月号『レッドヒル図鑑』


グロリオサ…寝坊助のグロリオサ
バラ園のガゼボ(東屋)に植栽してあるグロリオサ。お客様から「グロリオサの球根を植えたけど、まだ芽が出ない」と聞いたのは5月中旬ごろ。元々気温が高くならないと芽が伸びないため、当園もまだですよとお答えしました。
6月中旬ごろからにょきにょきと伸びてきたので、バラの二番花と揃って咲いてくれたら、と見守っています。とても目を引く花姿と色合いは、バラにも負けないくらい魅力的です。

グロリオサ

ノリウツギ…純白の花が涼し気です
アジサイの花がひとしきり咲き終わると、今度はノリウツギの出番です。「さくら坂」の登り口周辺にたくさん植栽してあり、年々株が大きくなって花数も増えています。咲き始めはライムグリーン色をしているのですが、徐々に白くなり存在感が出てきます。アジサイと似ていますが、翌年の花の準備時期が異なるため、3月頃までなら剪定をしても花を咲かせてくれます。
のびのび大きく育てたり、コンパクトに縮めたりとどちらも出来て、純白の涼しげな花は夏の園内で活躍してくれています。

ノリウツギ

アガパンサス…ネギ坊主に似たつぼみ
元気よく茂った葉の間からすっと茎を伸ばし、その先に可愛らしいつぼみをちょこんとつけるアガパンサス。そのつぼみは大きなネギ坊主ことアリウムのギガンチュームに似ていますが、開花が進むと夜空に輝く打ち上げ花火のような花姿になって魅力的です。
園内には色々な種類のアガパンサスが植栽されていて、花色や咲き方、背の高さなど様々です。花が終わり、タネを付けた姿も趣があって面白いです。

アガパンサス

ノリウツギやアガパンサスのような清涼感のある植物と、グロリオサやサルスベリ、熱帯スイレンにタイタンビカスといった夏らしい花色の植物。どちらがお好みでしょうか。
園内ではどちらも楽しめますので、お花を愛でて暑い季節を乗り切りましょう。

文/村松 潤一


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

〒514-2221
三重県津市高野尾町2877番地
☎ 059-230-7789

※料金、開園時間等、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.redhill.co.jp/

「グリーン通信」は赤塚植物園が発行している園芸を楽しむための情報紙です。
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