この夏は「可能性」に注目!

AKATSUKA グリーン通信vol.257 2020.8月号『レッドヒル図鑑 』


タイタンビカス、新たなる試み
タイタンビカスはとても大きく育つため水が大好きです。鉢で育てる場合には夏場に水切れを起こさないよう受け皿に水を溜めて管理することがあります。
そのような特徴を持っているので、「もしかしたら水の中でも育てられるのでは?」ということでスイレン池の中で育ててみることにしました。

池の中にタイタンビカスの大鉢を据えてから数週間、弱ってしまうような様子もないので、水に浸かった茎の部分を見ると、そこから根が伸びていました。どうやら水の中に順応しているようです。このまま順調に生育してくれることを祈るばかりです。
また、タイタンビカスは気温が高い真夏に花が少なくなる傾向があるのですが、もしかしたら水の中だと涼しくて花を咲かせてくれるのではと期待もしています。7月中旬に蕾を付けていたので、グリーン通信8月号が発行される頃には花が咲き始めるのではないかと思います。ご興味のある方はぜひご来園ください。

夏の間も元気に咲き続けるタイタンビカス

スイレン池の中に植栽してみたタイタンビカス

スイレン池の中に沈めてみたタイタンビカス

気温が高いこの時期、緑は元気なのですが花は少しお休み気味。そんな中、ご来園してくださるお客様に少しでも多くの花も楽しんでいただけるよう植栽にいろいろな工夫や試みをしています。

スイレン池の水上大鉢に植栽しているヒマワリも新たな試みで、本来過湿が苦手なのですが元気に育っています。背が高いため、立体感が出て例年の植栽よりもボリュームがあります。ちなみにこのヒマワリはよく枝が分かれて花がたくさん咲き長く楽しめる品種なので、いつまで咲いてくれるのかも観察中です。

いろいろな試みがひとつでもうまくいって、お客様に楽しんでいただければと思います。

スイレン池の水上大鉢に植栽したヒマワリ

【園内に咲く花のご紹介】

※天候等によりうまく咲いていない場合もあります。

ユーパトリウム・アトロパープレイム

アガパンサスの花のあと

温帯スイレン

文/村松 潤一

★こちらの記事もご覧ください★
【グリーン通信】タイタンビカスを楽しもう


赤塚植物園「レッドヒル ヒーサーの森」は、世界各国の公園を巡り歩いてきた園主 赤塚ひさ子が、荒れていた山に少しずつ“命”を吹き込み、日本の風土に合った四季を楽しむ里山としてよみがえらせました。
シンボルツリーは「世界一のっぽの木」と呼ばれている「センペルセコイア」です、別名「レッドウッド」と呼ばれているセンペルセコイアが、小高い丘にはたくさん植えられていることから「レッドヒル」と命名されました。
シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができ、森の息吹を感じ、大人も子どもたちも楽しく自然環境や花に触れ、心が豊かになる里山庭園です。

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